驚きの連続です!!
力塾の「探究教室」では,中学生や高校生が研究テーマを決めて,主体的に活動しています。大学生や大学院生などのメンターがサポートしますが,研究の目標や計画など活動のほとんどを自分で決めて進めるという,とてもレベルの高い学習活動です。
したがって,小学生は原則対象外ですが,「こんちゅう博士」や「さかな博士」を自負するなど,夢中になれるテーマがあって,自分で活動することができる場合に限って,入会していただいています。
そのような理由から,これまでの探究教室の最年少は小学4年生でしたが,昨年,なんと小学2年生の米澤翼君の入会を認めました。
それは,彼が夏休みに行ったナミアゲハの研究を見せてもらったからです。
驚くことには,さなぎの色が何によって決まるのか調べるために,さまざまな実験条件を設定し,その結果から考察するという,中高生でも難しい研究の手順を進めていました。それは誰に教わったわけでなく,翼君の天才的な感性です。
非常に素晴らしい研究作品なので,科学コンテストへのエントリーを考えたのですが,多くの場合,夏休み宿題の自由研究が始まる小学4年生以上という年齢制限があります。
いろいろと探した結果,フマキラー株式会社が運営する「虫や植物とふれあうコンテスト」は年齢制限がなく,「実験と研究部門」に出品することにしました。
1万点を超える応募作品の中から,著名な養老孟司さんたちの審査の結果,見事,「フマキッズ賞」を受賞しました。
そして,この度,地域紙「金剛コミュニティ」(5月23日号)で広く紹介されました。
翼君は,この受賞で自信をつけ,今後ますます才能を開花してくれるものと期待しています。
なお,翼君は,3月4日に開催される「富田林中学校高等学校・地域フォーラム2023」においても,最年少の発表者としてナミアゲハのさなぎの研究について発表する予定です。
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翼君の大作をご覧ください。
ぼくのナミアゲハずかん ナミアゲハかんさつ ちゃいろさなぎができた|虫や植物とふれあうコンテスト しんさけっか発表|フマキッズこども研究所 (fumakilla.co.jp)